指導ガイド
まちがった計算の手順を直す
2けた+2けた(くり上がり1回)
一の位の和が10以上になったら、十の位に1をくり上げて計算します。
まず確認すること
指導の進め方
- まちがった解き方を一の位の計算から一段階ずつ確かめさせます。最初にまちがえたところを見つけ、そこから計算し直して、右の欄に正しい解き方を書きます。
- 2つの数の一の位どうし、十の位どうしを計算できるよう、位をそろえます。
- 一の位からたします。和が10以上なら、一の位の数字を書き、次の位に1をくり上げます。
- 次の位では、2つの数字とくり上がった数を合わせてたします。最後の位まで計算したら、和を読みます。
例題と解き方
27 + 35の次の計算でまちがっているところを見つけ、正しく直して書きましょう。ある子どもは一の位を7+5=13と計算して3を書き、1をくり上げた後、十の位を2+3+1=6と計算しました。
27
+ 35
────
63
- 最初のまちがいは、一の位の7+5=13です。7+5は12です。
- 一の位:7+5=12。2を書き、次の位に1をくり上げます。
- 十の位:2+3+くり上がった1=6。6を書きます。
- 和は62です。62−35=27となることを確かめます。
- したがって、直した答えは62です。一の位の計算を直し、答えの一の位の数字を3から2に変えます。
例題の答えを見る
62よくある間違いと教え方
くり上がった1を次の位でたしません。
くり上がりの印と次の位の計算を結び付けて読ませてください。くり上がりのない問題なら、同じ位どうしをたした数が10未満か確認します。
答えだけを直し、まちがった途中の計算を残します。
最初にまちがえたところと、直した理由を一緒に言わせてください。
理解度を確かめる質問
- この位で10個をまとめると、次の位にはいくつ上がるかな?
- 7+5=12だね。答えの一の位には、どの数字を書くのかな?
- まちがった答えにつながった最初の計算はどこかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
まず、例題の答え62を子どもが説明できるか見ます。2つの部分を合わせた数と全体の数が同じかどうかに注目します。まちがった答えをすぐに直させず、例題のように最初にまちがえた計算を指摘してから、その理由を説明させます。
次の練習
- 2つの部分を合わせた数と全体の数が同じか確かめたうえで、同じ条件の別の数でもう一度説明させます。
- 一人で説明するのが難しければ、例題の数をより小さい数に変え、物を使って確かめます。