指導ガイド
計算結果と等しい分数を結びつける
仮分数−真分数
仮分数−真分数のひき算を扱う指導資料です。分母が同じ分数は、同じ大きさの部分の数を足したりひいたりします。線で結ぶ活動では、見た目が似た表し方を選ぶのではなく、それぞれの値を確かめてもらいます。1組を結んだあと、同じ量だといえる理由を話してもらうと、推測で解いたかどうかがわかります。
まず確認すること
- 全体の1つ分と、同じ大きさに分けた部分を区別する
- 分母と分子が表す数を説明する
- 約数・倍数と約分、仮分数・帯分数の変換
指導の進め方
- 2つの数の分母と整数部分を確認し、必要な通分や単位の変換を先にします。
- 左側の項目1つの値を先に求めます。
- 同じ値の右側の項目を探し、結びつけた理由を説明してもらいます。
- 例題の解き方に単位を変える段階があるか確かめます。なければ、もとの単位を保つ理由を確認します。
例題と解き方
左の計算7/5 − 1/5と同じ値を、右の① 7/5 ② 1 1/5から探して結びつけましょう。
- 左の計算をして、6/5を求めます。
- 選択肢②は6/5と同じ値です。
- 選択肢①とまちがえないように、約分または帯分数への変換を確かめます。
例題の答えを見る
②と結ぶよくある間違いと教え方
分母までひく
分母は部分の大きさを表します。分子を計算する前に、2つの部分の大きさが同じか説明してもらいます。
分子や数字の形だけが同じ項目を結ぶ
必要に応じて、約分・通分や図の部分の数え方で、2つの値が等しいことを確かめます。
理解度を確かめる質問
- この問題では、整数の1を分数に直す必要があるかな?まず、2つの分子を比べてみよう。
- 同じ単位の部分をひいて残った数は、式のどこに書くのかな?
- 例題「左の計算7/5 − 1/5と同じ値を、右の① 7/5 ② 1 1/5から探して結びつけましょう。」では、結ばなかった選択肢が別の値になる理由を説明できるかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
最初は3~5問を一緒に見て、同じまちがいがくり返されていないか確かめます。線で結ぶ活動では、見た目が似た表し方を選ぶのではなく、それぞれの値を確かめてもらいます。1組を結んだあと、同じ量だといえる理由を話してもらうと、推測で解いたかどうかがわかります。単位についての説明があいまいなときは、計算問題を増やさず、該当する概念の図や変換の練習に戻ります。
次の練習
- 繰り下がりのないひき算と、あるひき算を1問ずつ比べる
- 求めた差にひいた数をたして、もとの数を確かめる