指導ガイド
計算手順の空らんをうめる
帯分数−帯分数・くり下がりあり
帯分数−帯分数でくり下がりがある計算を扱う指導資料です。分母が異なる分数は、通分して分けた部分の大きさをそろえてから計算します。帯分数では整数部分と分数部分を区別し、全体の量を保ちます。分数部分が足りないときは、整数部分の1を同じ分母の分数に直します。空らんをうめる問題では、前後の式の関係を読み取ります。抜けている数が答えなのか、単位を変換したときの数なのかを先に確認し、それぞれの等号の両側の値が同じか確かめます。
まず確認すること
- 全体の1と、同じ大きさに分けた部分を区別する
- 分母と分子が表す数を説明する
- 約数・倍数と約分、仮分数・帯分数の変換
指導の進め方
- まず分母をそろえ、整数部分と分数部分をそれぞれ見ます。
- すでに書かれている数がどんな役割をしているか確認します。
- 空らんを1つうめたら、前後の式が同じ値か確かめます。
- 3 3/12の整数部分から1をくり下げると、2 15/12になることを図で確かめます。
例題と解き方
3 1/4 − 1 2/3 = 39/12 − □/12 = □
- 2つの分数を同じ単位で表します。2つ目の分数の分子は20です。
- 同じ単位の部分の数を引くと19個です。
- 約分や帯分数への整理が必要か確かめます。
例題の答えを見る
20, 19/12よくある間違いと教え方
分母まで引く
分母が同じ分数は、同じ大きさの単位分数がいくつあるかを表しています。たとえば、9/12 − 4/12は1/12が9個から4個をひくので、5/12になります。
空らんに、前にある数をそのまま書く
解き方全体を書き直す前に、その空らんに当てはまる1段階のきまりを説明してもらいます。
理解度を確かめる質問
- 1/4と2/3は、分母を12にするといくつになる?
- 3/12から8/12はひけないね。整数部分から1をくり下げると、分数部分はいくつになる?
- 1 2/3は、分母を12にすると何/12になる? 最後の答えはいくつ?
プリントの活用と丸つけ後の指導
はじめは3~5問に取り組みます。3 1/4 − 1 2/3では、通分したあとに整数部分から1をくり下げるところを説明してもらいましょう。難しければ、1を12/12に直す様子を図で示します。
次の練習
- 通分だけが必要な問題と、通分・くり下がりの両方が必要な問題を比べる
- 求めた差に引いた数を足し、同じ分母で計算して確かめる