指導ガイド
わり算のまちがった手順を直す
小数の末尾に0を下ろして計算する
わり算のまちがった手順を直す活動を通して、整数で割る小数のわり算を練習します。わる数はすでに整数なので、2つの数の小数点は動かしません。わられる数の小数点のすぐ上に商の小数点を書き、左の位から順に割ります。1.5を1.50と表して、末尾の0を下ろして計算します。残った0.1は0.01が10個なので、2で割って小数第2位に5を書きます。商は0.75です。
まず確認すること
- 小数第1位・第2位・第3位の単位を知っている
- 同じ位の数字を区別し、整数の基本的な計算ができる
指導の進め方
- わる数はすでに整数なので、2つの数の小数点は動かしません。わられる数の小数点のすぐ上に商の小数点を書き、左の位から順に割ります。
- 1.5÷2では、一の位の1は2より小さいので、商の一の位に0を書きます。
- 0.1が15個あるので、それを2で割ると商の小数第1位は7で、0.1が1個余ります。
- 1.5を1.50と表して、末尾の0を下ろして計算します。残った0.1は0.01が10個なので、2で割って小数第2位に5を書きます。商は0.75です。
- 間違った答えをすぐに消さず、最初に違いが出た段階に印を付けます。右側の空らんには、その段階から正しい計算を書き、もとの式で確かめます。
例題と解き方
0.5÷2の筆算を見て、まちがっているところを見つけ、正しい計算に直しましょう。
- 0.5を0.50と表し、わられる数の小数点のすぐ上に商の小数点を書きます。
- 0.1が5個あるので、2で割ると0.1が2個で、0.1が1個余ります。
- 余った0.1を0.01が10個と考えると、10÷2=5です。商は0.25になります。
- 0.25×2=0.5で確かめます。
例題の答えを見る
0.25よくある間違いと教え方
わる数が整数なのに、わられる数の小数点を動かす
わる数はすでに整数なので、単位を変える必要はありません。わられる数の小数点から上に線を引き、商の小数点とそろえます。
余りがあるのに計算を終え、1.5÷2を0.7と書く
末尾の0を下ろす前に、残った0.1を0.01が10個に変えることを説明します。すでに割り切れている場合は、さらに下ろして計算する必要はありません。
理解度を確かめる質問
- 1.5÷2では、わる数がすでに整数かどうか確かめてみようか?
- 商の小数点は、わられる数のどの位置のすぐ上に書けばいいかな?
- 1.5を1.50と表して、最後の0を下ろすのはどうしてかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
はじめは3~5問を一緒に読み、残りはお子さんが解きます。わり算のまちがった手順を直す問題で間違えたら、「小数の末尾に0を下ろして計算する」の単位をもう一度説明し、数字を変えて1問だけ確認します。速さよりも、同じ間違いを繰り返していないか見てください。
次の練習
- 商とわる数をかけて、もとの数と同じになるか確かめます。
- 小数点の位置を保つ練習ができたら、その位までで割り切れる問題と、末尾に0を下ろして計算する問題を区別して解きます。