指導ガイド
単位分数の個数を使って計算手順を完成させる
分数を整数回足す
分数を整数回足す学習を扱う指導資料です。分数のかけ算を、部分の繰り返しや、ある量の一部を求めることと結びつけます。2/5を3回たすと6/5になることを、図と式で結び付けます。空らんの問題では、前後の式の関係を読み取ります。抜けている数が答えなのか、単位を変換するための数なのかを先に確かめ、それぞれの等号の両側の値が等しいか確かめます。
まず確認すること
- 全体の1と、同じ大きさに分けた部分を区別する
- 分母と分子が表す数を説明する
- 約数・倍数と約分、仮分数・帯分数の変換
指導の進め方
- 2/5が3組ある図を使い、1/5が全部で何個あるか数えます。
- すでに書かれている数がどんな役割かを確かめます。
- 空らんを一つ埋めたら、前後の式が同じ値か確かめます。
- 1/5の大きさは変えずに、2個分を3組集めると6個分になることを図で確かめます。
例題と解き方
2/5 × 3 = 2/5 + 2/5 + 2/5です。1/5が□個なので、計算の結果は□です。空らんを埋めましょう。
- 2/5は1/5が2個分なので、3組には1/5の大きさの部分が2×3=6個あります。
- 1/5が6個分なので、計算の結果は6/5です。
例題の答えを見る
6, 6/5よくある間違いと教え方
計算の途中で全体の基準を変える
最初の全体を基準にしたまま、部分を取り出した結果を比べます。
空らんに直前の数をそのまま入れる
解き方全体を書き直す前に、その空らんに当てはまる一つの段階のきまりを説明させます。
理解度を確かめる質問
- 2/5を3回たすと、1/5は全部で何個分?
- 2/5が3組あると、1/5は全部で何個になる?
- 1/5は全部で何個? それを分数で書くといくつ?
プリントの活用と丸つけ後の指導
はじめは3~5問、図と式を見比べます。2/5 × 3では、1/5が2個ずつ3組で6個分になるところを指してもらいましょう。1とする大きさが分からなくなったら、同じ大きさの図を並べて考え直します。
次の練習
- 繰り返しのたし算を表す絵と、ある量の一部を表す絵を区別する
- 同じ積を、約分前と約分後の二つの方法で求める