指導ガイド
まちがった計算の手順を直す
4けたのひき算
同じ位どうしを引き、必要なときは左の位の1つ分を10個に分けて表す考え方を身につけます。
まず確認すること
- 各位の数字が表す数を理解する
- 1けたのひき算とたし算
指導の進め方
- 間違った解き方を上から順に1段階ずつ確かめさせます。最初に間違えたところを見つけたら、その段階から計算し直し、右の欄に正しい解き方を書かせます。
- ひかれる数とひく数の同じ位の数字をそろえます。
- 一の位から引きます。上の数字が小さいときは、左にある最も近い0でない位から1をくり下げ、間の0を9にします。計算する位の数に10をたします。
- くり下げた位の数字も1小さくなったか確かめます。また、差にひく数をたして、もとの数になるか確かめます。
例題と解き方
5234 − 2678を計算するとき、ある子どもが14−8=6、12−7=6、11−6=5、4−2=2として、2566と書きました。間違いを見つけて、正しく直しましょう。
- 十の位の計算で12−7を6としたのが最初の間違いです。12−7=5です。
- 一の位の4から8を引けないので、左の位からくり下げます。この位の数は14になります。
- 一の位:14−8=6。
- 十の位の2から7を引けないので、左の位からくり下げます。この位の数は12になります。
- 十の位:12−7=5。
- 百の位の1から6を引けないので、左の位からくり下げます。この位の数は11になります。
- 百の位:11−6=5。
- 千の位:4−2=2。
- 差は2556です。2556+2678=5234となることを確かめます。
- したがって、直した答えは2556です。間違いが起きた位や数の関係を説明します。
例題の答えを見る
2556よくある間違いと教え方
くり下げたあと、左の位の数字をそのままにします。
位取りのブロックで、1つ分を分けてみましょう。0のある位を通ってくり下げると、間の位が9に変わる理由を説明させます。
答えだけを直して、間違った途中の計算を残します。
最初に間違えたところと、直した理由を一緒に説明させましょう。
理解度を確かめる質問
- 左の位から1つ分を持ってくると、その位はどう変わるかな?
- 例の5234−2678の答えが2556になる理由を、物や計算で見せてくれる?
- 間違った答えにつながった最初の計算は、どの部分かな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
まず、例の答え2556になる理由を子どもが説明できるか確かめます。残った部分と引いた部分を合わせると、もとの数になるかに注目します。間違った答えをすぐに直させず、例のように最初に間違えた計算を指し示してから、理由を説明させます。
次の練習
- 残った部分と引いた部分を合わせるともとの数になるか確かめたあと、同じ条件の別の数でもう一度説明させます。
- 5234−2678の筆算をもう一度たどり、最初に間違えた12−7が5になる理由を確かめます。