指導ガイド
まちがいを見つけて直す
小数第2位までのたし算・くり上がりなし
この活動の学習内容は「小数第2位までのたし算・くり上がりなし」です。「まちがった計算の手順を直す」方法で練習します。一の位どうし、小数第1位どうし、小数第2位どうしをたします。小数点以下の桁数が異なるときは、空いている位に0を書いて位をそろえます。
まず確認すること
- 小数第1位・第2位・第3位の単位を知っていること
- 同じ位の数字を見分け、整数の基本的な計算ができること
指導の進め方
- 一の位どうし、小数第1位どうし、小数第2位どうしをたします。小数点以下の桁数が異なるときは、空いている位に0を書いて位をそろえます。
- この問題群では、それぞれの位の和は10未満なので、くり上がりなしで計算します。
- 間違った答えをすぐに消さず、間違ったところに印を付けます。右側の空らんに正しい計算を書き、もとの式で確かめます。
例題と解き方
次の筆算の間違いを見つけ、正しく直して書きましょう:
2.34
+ 1.25
------
35.9
- 2.34と1.25は、小数点以下の桁数を2けたにそろえて、2.34、1.25と書きます。2つの数の小数点をそろえて縦に並べます。
- 小数第2位どうしは4+5=9、小数第1位どうしは3+2=5、一の位どうしは2+1=3と計算します。
- それぞれの位の和は10未満なので、くり上がりはありません。
- 和の小数点は、2つの数の小数点と同じ位置に書きます。
- 示された計算では、和の小数点を間違った位置に打ち、35.9と書いています。間違った小数点の位置に印を付けます。
- 35.9を3.59に直します。正しい式は2.34 + 1.25 = 3.59です。
例題の答えを見る
3.59よくある間違いと教え方
小数点ではなく、数字の右端をそろえる
小数点の位置に縦線を引いて、同じ単位どうしをたしているか確かめます。
答えだけを見て、考えた理由を説明しない
間違った答えをすぐに消さず、間違ったところに印を付けます。右側の空らんに正しい計算を書き、もとの式で確かめます。
理解度を確かめる質問
- 0.42の4と1.05の5は、それぞれ何の位かな?
- 0.42+1.05の答えが1.47になるか、1.47−1.05でも確かめてみようか?
- 0.42+1.05の答えは1.47。小数点の位置はどう決める?
プリントの活用と丸つけ後の指導
最初は3~5問を一緒に読み、残りはお子さんが解きます。「まちがった計算の手順を直す」で間違えた問題は、小数第2位までの位の値をもう一度説明してから、数字を変えた問題を1問だけ解き直します。速さより、同じ間違いが繰り返されていないかを見てください。
次の練習
- 代表例の2.34+1.25の間違った計算を、答えを隠してもう一度直し、同じ条件の新しい問題2問にも取り組みます。
- 「まちがった計算の手順を直す」で説明に困った段階だけをもう一度練習します。数字を読むのが難しければ位取り表、計算が難しければ整数の計算を確認し、原因を見分けます。