指導ガイド
まちがった計算の手順を直す
10に1けたの数を足す
2つの数を合わせるか、同じ位どうしを足して和を求めます。このタイプでは、どの位でも10個を新しいまとまりに変える必要はありません。
まず確認すること
指導の進め方
- まちがった解き方を一段ずつ確かめさせます。最初にまちがったところを見つけたら、その段階から計算し直し、右側の欄に正しい筆算を書きます。
- 2つの数が表す個数、または同じ位の数字を確認します。
- 各位の2つの数字を足し、その位に和を書きます。
- 和から一方の数を引くと、もう一方の数になるか確認します。
例題と解き方
10+8を筆算で計算した子どもが、答えを81と書きました。まちがいを見つけて、正しい筆算に直しましょう。
10
+ 8
───
81
- 一の位は0+8=8なので、答えの一の位に8を書きます。
- 十の位は10の十の位の1をそのまま書きます。
- 答えは18です。18−8=10で確かめられます。
- 子どもは81と位を逆に書いています。右側の欄に10と8を位をそろえて書き、答えを18に直します。
例題の答えを見る
18よくある間違いと教え方
2つのまとまりの境目を数えるときにものを1つ数え忘れたり、同じ位の数字をまちがえて足したりします。
2つの部分をそれぞれ確認してから、合わせて数えてみましょう。何けたかの問題では、同じ位の数字どうしを対応させます。
答えだけ直して、まちがった途中の計算をそのままにします。
最初にまちがえた段階と、直した理由を一緒に言わせてください。
理解度を確かめる質問
- 和から最初の数を引くと、どの数が残るはずかな?
- 例の10+7の答えが17になる理由を、ものや計算で見せてくれる?
- まちがった答えにつながった最初の計算はどの部分かな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
代表例の答え17を子どもが説明できるか、まず確認します。2つの部分を合わせた数と全体が同じかに注目します。まちがった答えをすぐ直させず、例のように最初にまちがえた計算を指し、その理由を説明させます。
次の練習
- 2つの部分を合わせた数と全体が同じか確認してから、同じ条件の別の数でもう一度説明させます。
- 自分で説明するのが難しければ、足す1けたの数をもっと小さい数に変え、10のまとまりとばらで確かめます。