指導ガイド
帯分数に直した式のまちがいを直す
仮分数を帯分数に直す
仮分数の分子を分母でわると、商が帯分数の整数の部分、あまりが分子になります。例えば11/4なら、11÷4=2あまり3なので、2と3/4です。1/4をいくつ集めたかは変わらないので、分母は4のままです。式を見直し、商とあまりが正しい場所に書かれているかを確かめます。
まず確認すること
- 全体1つと、同じ大きさに分けた部分を区別する
- 分母と分子が表す数を説明する
指導の進め方
- 分母と同じ数だけ部分をまとめて、1がいくつできるかを求めます。
- まず元の計算を別に行い、答えの大きさを予想します。
- まちがった行を見つけ、なぜ数の大きさが変わったのかを言葉で説明させます。
- 代表例のまちがいの原因と直した結果を、子ども自身にもう一度説明させます。
例題と解き方
11/4を帯分数に直したら、3と2/4になりました。まちがいを見つけて、正しく直しましょう。
- 商の2と余りの3の位置が入れ替わっています。
- 11 ÷ 4 = 2 あまり 3 を確かめます。
例題の答えを見る
2 3/4よくある間違いと教え方
あまりを分母にする
まとめたあとに残った部分の数が分子であり、1つの全体を分けた数は変わらないことを確認します。
まちがった答えを消すだけで、理由を確かめない
計算の規則を誤って使った最初の段階と、単純な計算まちがいを区別して示します。
理解度を確かめる質問
- 2と3/4の「2」は、1/4が何個分かな?
- 1/4を何個集めると1になるかな?
- 11÷4の商は2、あまりは3だね。帯分数のどこに書けばいい?
プリントの活用と丸つけ後の指導
答えを消す前に、商とあまりのどちらをまちがえたか聞いてみます。11÷4=2あまり3と帯分数の書き方を並べて見ると、直す場所が分かります。
次の練習
- 仮分数と帯分数を両方向に変換し、元の数と比べる
- 全体をもう1つ加えた絵を見て、分子の変化を説明する