指導ガイド
横書きの式で計算する
2けた×何十
乗法九九を多桁の計算に広げ、部分積の位を正しく捉えます。
まず確認すること
- 各位の数字が表す数を理解する
- 1けたの加法・減法、または乗法九九
指導の進め方
- まず1問を解きながら、言葉で説明します。その後は、お子さん自身で計算し、答えがどんな数や個数を表すか読んでもらいます。
- かける数を一の位と十の位に分けて考えます。
- 一の位の数をかけた部分積を求めます。かける数が2けたなら、十の位の部分積も求めます。
- 部分積は実際の位に合わせて足します。十の位をかけた行は、一つ左の位に合わせます。
例題と解き方
24 × 30を計算しましょう。
- 30は10が3こ分です。24×3=72なので、24×30は72の10倍で720です。
- 一の位は24×0=0です。
- 十の位は24×3=72で、十の位にそろえるので720です。
- 0+720=720です。
例題の答えを見る
720よくある間違いと教え方
十の位の部分積を一の位に合わせて書きます。
かける数の十の位の数字が、実際には何十を表すか言ってもらいましょう。1けたのかけ算では、かけたあとに繰り上げた数を足したか確かめます。
計算の結果だけを書き、解き方の理由を説明しません。
最初の2問は、計算の理由を短く説明してもらいましょう。
理解度を確かめる質問
- 24×3で72になったね。24×30の筆算では、72をどの位から書き始める?
- 24×3=72だね。24×30は、72をどうすればいい?
- この数をものや位ごとのまとまりで表すと、どうなるかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
まず、例題の答え720をどうしてそうなるのか、お子さんが説明できるか見ます。各位の積と繰り上げる数、または部分積の位置が合っているかを確認します。最初の2問は解き方を声に出して説明してもらい、その後の3問は一人で解いてもらいます。同じ間違いが続くときは計算量を増やさず、問題を絵やものを使って表します。
次の練習
- 各位の積と繰り上げる数、または部分積の位置が合っているかを確かめてから、同じ条件の別の数でもう一度説明してもらいます。
- 一人で説明するのが難しければ、例題の数をもっと小さくして、ものを使って確かめます。