指導ガイド
絵から基準の何倍かを見つける
何倍の意味
何倍とは、基準の量をその回数分集めた大きさです。
まず確認すること
- ものの数を数え、同じ数ずつにまとめる
- 1けたのたし算・ひき算、または九九
指導の進め方
- Aは2こで1組です。Bの6こも2こずつ囲みます。
- 絵でAとBの数を数え、どちらが基準の量か確かめます。
- 絵やものを使って場面を表し、どの計算が合うか話します。
- Bの中にAと同じ数のまとまりがいくつあるか数え、BはAの何倍か言葉で答えます。
例題と解き方
絵ではAが2こ、Bが6こです。BはAの何倍ですか?
- 問題に出てくる数を、ものの数、まとまりの大きさ、まとまりの数、または全体の数に分けて示します。
- Bの6こをAと同じ2こずつにまとめると、3まとまりです。
- 6は2の3倍なので、BはAの3倍です。
- Aの数2に3をかけると、Bの数6になるか確かめます。
例題の答えを見る
3倍よくある間違いと教え方
2つの量の差を、何倍かを表す数として答えます。
Bの数はAの何倍かを問う問題では、BをAと同じ数ずつにまとめて、まとまりがいくつあるか確かめるよう促します。
絵を数えず、数字だけを見て答えます。
数字が絵のどの部分から出てきた数か、指してもらいます。
理解度を確かめる質問
- 式の2つの数は、それぞれ絵の何を表しているのかな?
- 例でBがAの3倍である理由を、絵の数を使って見せてくれる?
- BをAと同じ数ずつにまとめると、いくつのまとまりになるかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
代表例でBがAの3倍である理由を説明できるか、まず確かめます。AとBの数を数え、Aと同じ大きさのまとまりがBにいくつあるか確かめます。
次の練習
- まとまりの大きさとまとまりの数を実際の絵から見分けられるか確かめたあと、同じ条件で別の数を使ってもう一度説明してもらいます。
- Bの6こを2こずつに分け、Aと同じ組が3つできるか図で確かめます。