指導ガイド
筆算で計算する
小数点以下2桁の小数×整数
2.34×3では、2.34の小数点以下は2桁、3は0桁です。積も小数点以下2桁にして、7.02と書きます。
まず確認すること
- 小数第1位・第2位・第3位の単位を知っている
- 同じ位の数字を見分け、整数の基本的な計算ができる
指導の進め方
- 234×3=702を計算し、小数点以下を2桁にして7.02と書きます。必要なら積の左に0を補います。
- 筆算の各段が何を表すかを確かめながら、積の小数点を正しい位置に打ちます。
例題と解き方
次の式を計算しましょう:2.34 × 3
- 2.34は234÷100、3は3÷1と表せます。
- 整数のかけ算234×3=702を計算します。
- 702を100で割ると7.02です。小数点以下は2桁になります。
- 2.34×3は7.02です。234×3=702をもとに、小数点以下が2桁になるようにします。
例題の答えを見る
7.02よくある間違いと教え方
2つの数の小数点の位置をそろえてかけたり、積の小数点の位置を1桁まちがえたりする
2.34×3は234×3=702。2.34は234の100分の1なので、答えも100分の1の7.02です。
答えだけを見て、解き方の理由を省いてしまう
筆算の数字と小数点を読み、それぞれの行が表す計算を確かめます。途中の計算を省かず、最後に結果をもとの単位に戻します。
理解度を確かめる質問
- 234×3=702までできたね。2.34の小数点以下は何桁だったかな?
- 2.34を3倍した答えは、2.34より大きくなっているかな?
- 234×3=702のあと、小数点をどこに打てば2.34×3の答えになるかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
筆算は、はじめの3~5問を一緒に見ます。2.34×3の積が7.02になる小数点の位置を確かめたら、あとは本人に任せましょう。まちがえたときは、別の数で1問だけやり直します。
次の練習
- 代表例題2.34×3を答えを隠してもう一度解き、同じ条件の新しい問題2問に取り組みます。
- 「筆算で計算する」で説明につまずいたところだけ、もう一度練習します。数字を読むのが難しければ位取り表、計算が難しければ整数の計算を使って、原因を見分けます。