指導ガイド
まちがった計算の手順を直す
整数×小数
4×0.7では、4は小数点以下0桁、0.7は1桁です。積は小数点以下1桁にして、2.8と書きます。
まず確認すること
- 小数第1位・第2位・第3位の単位を知っている
- 同じ位の数字を見分け、整数の基本的な計算ができる
指導の進め方
- 4×7=28を計算し、0.7の小数点以下1桁分、答えを10分の1にします。
- まちがった答えをすぐに消さず、最初に違いが出た段階に印をつけます。右側の空らんには、その段階から正しい解き方を書き、もとの式で確かめます。
例題と解き方
まちがった式:4 × 0.7 = 28。まちがいを見つけて、正しい答えを書きましょう。
- 4は4÷1、0.7は7÷10と表せます。
- 整数のかけ算4×7=28を計算します。
- 28を10で割ると2.8です。小数点以下は1桁になります。
- 4×0.7は2.8です。0.7倍なので、答えは4より小さくなります。
- まちがいを直す練習では、示されたまちがった解き方と上の正しい手順を1行ずつ比べます。答えが最初に違う行に印をつけ、その後をもう一度書きます。
- 示されたまちがった答えと正確な答え2.8は異なります。もとの単位を確かめて正しく直します。
例題の答えを見る
2.8よくある間違いと教え方
2つの数の小数点の位置をそろえてかけたり、積の小数点の位置を1桁まちがえたりする
4×0.7は、4×7=28を10で割るので2.8です。0.7をかけると、4より小さくなります。
答えだけを見て、解き方の理由を省いてしまう
まちがった答えをすぐに消さず、最初に違いが出た段階に印をつけます。右側の空らんには、その段階から正しい解き方を書き、もとの式で確かめます。
理解度を確かめる質問
- 4×7=28だね。0.7は1より大きい?小さい?
- 0.7は1より小さいね。4に0.7をかけた答えも、4より小さくなるかな?
- 4×7=28に小数点をどこに打てば、4×0.7の答えになるかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
まずは3~5問のまちがいを一緒に見つけます。4×0.7なら、28のままでは大きすぎると気づけるかな。直したあとは、似た計算を1問だけ解いて確かめましょう。
次の練習
- 代表例題4×0.7を答えを隠してもう一度解き、同じ条件の新しい問題2問に取り組みます。
- 「まちがった計算の手順を直す」で説明につまずいたところだけ、もう一度練習します。数字を読むのが難しければ位取り表、計算が難しければ整数の計算を使って、原因を見分けます。