指導ガイド
分数を小数に直す式を完成させる
分母が100の分数を小数で表す
10/1000を分母100の分数に直し、小数で表す練習です。たとえば10/1000は1/100で、0.01です。
まず確認すること
- 小数第1位・第2位・第3位の単位を知る
- 同じ位の数字を区別し、整数の基本的な計算をする
指導の進め方
- 小数第1位の単位は0.1、小数第2位の単位は0.01、小数第3位の単位は0.001です。同じ数字でも、置かれた位によって表す量が変わります。
- 小数点以下の数字が1つなら分母10、2つなら100、3つなら1000を使います。
- 分子と分母に同じ数をかけたり、0でない同じ数で分子と分母を割ったりしても、分数の大きさは同じです。分母を1000から100に変えるときは、分子と分母をそれぞれ10で割ります。
- まず1問を言葉で説明し、同じ方法で次の問題を解きます。
例題と解き方
空らんにあてはまる数を書きましょう:10/1000 = □/100 = □
- 10/1000の分子と分母をそれぞれ10で割ると1/100です。
- 分母が100の分数1/100は、小数で0.01です。
- したがって、10/1000 = 1/100 = 0.01です。
- 小数点以下の数字が1つなら分母10、2つなら100、3つなら1000を使います。
- 分子と分母をそれぞれ10で割っても、分数の大きさは同じです。
- 空らんには順に1と0.01を書きます。
例題の答えを見る
1, 0.01よくある間違いと教え方
小数部分を1つの整数のように読んだり比べたりする
小数点の後の数字は順に読みます。大きさを比べるときは、一の位から同じ位を順に見ます。
答えだけを見て、解き方の理由を省く
まず1問を言葉で説明し、同じ方法で次の問題を解きます。
理解度を確かめる質問
- この問題の10/1000で、分母を100にするとき分子もどう変えたか言ってみようか?
- 10/1000を1/100に直したら、小数ではいくつになるかな?
- 分母を1000から100にするには、分子と分母をそれぞれ何で割ればいいかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
はじめは3~5問を一緒に読み、残りは子どもが解きます。「分数を小数に直す手順をうめる」で間違えた問題は、分子と分母をそれぞれ10で割る方法と、1/100が0.01であることをもう一度説明してから、数字を変えた問題を1問だけ確かめます。速さより、同じ間違いが繰り返されているかを見てください。
次の練習
- 代表例の10/1000 = 1/100 = 0.01を答えを隠してもう一度解き、同じ条件の新しい問題2問に取り組みます。
- 「分数を小数に直す手順をうめる」で説明につまずいた段階だけ、もう一度練習します。分母を100に直す過程と、分母が100の分数を小数で表す過程のどちらが難しいか確認します。