指導ガイド
筆算の空らんをうめる
小数点以下1桁の小数どうしのかけ算
0.6も0.5も小数点以下1桁です。合わせて2桁にして、6×5=30を0.30と表します。末尾の0を省くと0.3です。
まず確認すること
- 小数第1位・第2位・第3位の単位を知っていること
- 同じ位の数字を区別し、整数の基本的な計算ができること
指導の進め方
- 6×5=30を計算し、100で割ると0.30です。小数点以下の末尾の0を省いて、0.3と書けます。
- 空らんの前後の式を一緒に読みます。示された計算の中で必要な単位や数を求め、書き入れた値をもう一度代入して、両辺が等しいか確かめます。
例題と解き方
0.6 × 0.5 = [ ]。空らんにあてはまる数を書きましょう。
- 0.6は6÷10、0.5は5÷10と表せます。
- 整数の積6×5=30を求めます。
- 30を100で割ると0.30です。
- 0.6×0.5は0.3です。0.5倍すると、0.6より小さくなることも確かめられます。
- この計算の中の数を1つ隠してみましょう。前後の式を使って隠した数を求め、もう一度入れて同じ値になるか確かめます。
- 空らんに0.3を入れ、もとの式の両辺が等しいか確かめます。
例題の答えを見る
0.3よくある間違いと教え方
2つの数の小数点の位置をそろえて掛けたり、積の小数点の位置を1桁まちがえたりする
0.6×0.5は6×5=30を100で割るので、0.3です。
答えだけを見て、計算の理由を省いてしまう
空らんの前後の式を一緒に読みます。示された計算の中で必要な単位や数を求め、書き入れた値をもう一度代入して、両辺が等しいか確かめます。
理解度を確かめる質問
- 6×5=30だね。0.6と0.5には、それぞれ小数点以下が何桁ある?
- 0.6の半分はいくつかな?0.6×0.5の答えと同じ?
- 6×5=30に、小数点をどこに打てば0.6×0.5の答えになるかな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
空らんの前後を読む練習から始めましょう。0.6×0.5の積が0.3になることを確かめながら3~5問解いたら、あとは本人に任せます。まちがえた計算は、別の数字で1問だけやり直します。
次の練習
- 代表例の0.6×0.5を答えを隠してもう一度解き、同じ条件の新しい問題2問に取り組みます。
- 「筆算の空らんをうめる」で説明につまった段階だけ、もう一度練習します。数字を読むのが難しければ位取り表を使い、計算が難しければ整数の計算に戻って、原因を見分けます。