指導ガイド
筆算の空らんをうめる
小数第3位までのひき算
4.321−1.176の筆算で、ひけない位では左の位から1くり下げます。くり下がりで変わる数を見ながら、答えの空らんをうめます。
まず確認すること
- 小数第1位・第2位・第3位の単位を知っていること
- 同じ位の数を区別し、整数の基本的な計算ができること
指導の進め方
- 小数点をそろえてから小さい単位から引きます。ひけないときは、左の位から1くり下げて、今の位の数に10を足します。
- 筆算の空らんがどの位にあるかを確かめます。くり下がりを反映して空らんに入る数を求め、書き入れたあと計算全体が正しいか確かめます。
例題と解き方
次の筆算の□にあてはまる数を書きましょう。
4.321
− 1.176
───────
□.□□□
- 4.321と1.176を小数点以下の桁数が3桁になるように、4.321、1.176と書きます。
- 小数第3位では第2位からくり下げて11−6=5を計算します。第2位は1になったので、第1位からもう一度くり下げて11−7=4を計算します。
- くり下がりを反映すると、小数第1位は2−1=1、一の位は4−1=3です。計算結果は3.145です。
- 答えの小数点の位置を確かめ、空らんに左から3、1、4、5を書きます。
- 空らんをうめた数3.145を確かめます。3.145+1.176=4.321なので、ひき算は正しいです。
例題の答えを見る
3.145 (空らんは左から3、1、4、5)よくある間違いと教え方
各位で大きい数から小さい数を引いたり、借りた位の数を減らさなかったりする
上の数から下の数を引くという向きを保ちます。1を借りた位は1小さくなり、借りた先の位は10大きくなります。
答えだけを見て、計算の理由を省いてしまう
筆算の空らんがどの位にあるかを確かめます。くり下がりを反映して空らんに入る数を求め、書き入れたあと計算全体が正しいか確かめます。
理解度を確かめる質問
- この問題の4.321-1.176では、それぞれの数が表す単位を言ってみようか?
- 11.778−1.3□2=10.406では、□にどんな数字が入るかな?
- 4.321−1.176で小数第3位の1から6がひけないとき、どの位から1くり下げる?
プリントの活用と丸つけ後の指導
11.778−1.3□2=10.406では、小数第3位から見て□の数字を一緒に考えましょう。残りの問題は自分で進めてもらいます。
次の練習
- 代表例4.321-1.176を答えを隠してもう一度解き、同じ条件の新しい問題2問にも取り組みます。
- 「筆算の空らんをうめる」で説明につまった段階だけ、もう一度練習します。数を読むのが難しければ位取り表、計算が難しければ整数の計算で、原因を見分けます。