指導ガイド
かけ算の式から約数・倍数を見つける
約数・倍数をもう一度確認する
約数・倍数をもう一度確認する学習のための指導資料です。約数はある数を割り切ることができる数で、倍数はその数に整数をかけてできる数です。約分や通分の準備になります。自分で書く活動では、まず1問の考え方を言葉で説明してから、一人で解かせます。速さよりも、約数を漏れなく見つけ、倍数を指定された範囲まで書けているかを先に確認します。
まず確認すること
- 整数のかけ算とわり算を計算する
- わり算で割り切れるとはどういうことかを説明する
指導の進め方
- 問題にある4の約数なら、4=1×4=2×2から1、2、4と求めます。
- 最初の問題では、考えた順序を言葉で説明させます。
- 次の問題は一人で解かせ、答えを別の表し方や逆算で確かめます。
- 約数はかけ算の組み合わせを漏れなく見つけたかを確認します。倍数は、その数に1から順に整数をかけ、指定された数まで書いたかを確認します。
例題と解き方
4の約数をすべて書きましょう。
- 積が4になるかけ算の組み合わせは、1 × 4と2 × 2です。
- 組にある数を小さい順に並べると、1, 2, 4です。
例題の答えを見る
1, 2, 4よくある間違いと教え方
約数と倍数の関係を逆にする
3 × 4 = 12から、3は12の約数で、12は3の倍数だと両方の向きから言います。
与えられたかけ算の式の2つの因数だけを約数として書く、または倍数の範囲を見落とす
約数をすべて書く問題では、ほかのかけ算の組み合わせも探します。倍数を書く問題では、指示された最後の数を含め、それより大きい数は書きません。
理解度を確かめる質問
- 割り切れるということから、約数の関係をどう説明できるかな?
- 1つのかけ算の式から、約数と倍数の関係を両方の向きで言ってくれるかな?
- 4の約数は1、2、4で全部かな?
プリントの活用と丸つけ後の指導
最初は3~5問を一緒に見て、同じ間違いが繰り返されていないか確認します。自分で書く活動では、まず1問の考え方を言葉で説明してから、一人で解かせます。約数は、与えられたかけ算の式の2つの因数だけでなく、ほかのかけ算の組み合わせの数もすべて見つけます。倍数は、その数に1から順に整数をかけ、指示された範囲まで漏れなく書かせます。
次の練習
- 1つの整数の約数を、かけ算の組み合わせからすべて見つける
- 2つの数の公約数と公倍数を区別し、約分・通分の準備をする